スタッフブログ

みなさんこんにちは!
いつも川合住宅設備(株)のスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます(^^♪

慌ただしく始まった感のある2024年ですが、早いもので2月に突入しました。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

さて今回は【川越市】のお客様から『屋根を見てほしい』とのご相談をいただきました。
早速現地調査にうかがいましたのでご紹介いたします☆

事の発端は訪問業者・・・

ご訪問してみるとつい先ほどまで訪問業者がいたとのこと。
屋根の不具合を指摘されたものの、下から見上げてもよく分からなかったことから『普段付き合いのある地元の業者を呼んだから待っててよ』と伝えたところすぐさま帰っていったそうです。

実はここ2~3年で同様に弊社への屋根や外壁の点検依頼が急増しています。
お客様にお話しをうかがってみると訪問業者から屋根の不備を指摘されたというものがほとんどで親方からいわれてきましたすぐに直さないと雨漏りするといわれた』『このままだと瓦が飛ばされる等が多くを占めています。
これは消費者庁や国民生活センター、埼玉県等の自治体からも注意喚起がなされていることから、全国で同様のケースが増えているようです

前述に加えて近所で工事をしていて心配になって声をかけた』『今なら安く直せるなど不安をあおりながらも親切心から声をかけたというケースも見られます。
中には実在する企業をかたり、安心させて近づくというものもありました(実際弊社の名前を出されたこともあります・・・)

たとえ雨漏り被害や屋根の劣化等の兆候がなかったとしても、指摘されれば心配になるものです
このようにお客様の『不安』に付け込んで不当な契約を迫りトラブルに発展することも少なくないそうです。

そもそも家屋点検って何をするの?

川合住宅設備㈱では前々から家屋点検を行ってきました。
屋根、外壁、雨樋、ベランダ等の建物外部を目視により確認して現状を把握、報告書を作成・提出してお客様にご自身がお住いになる大切な『我が家』の今の状態を正しく理解していただくことを目的としています。
このため、私たちも建物の構造や使用される材料等の理解をより深めるために【雨漏り診断士】や【外装劣化診断士】、【増改築相談員】等の資格を取得し日々勉強しています

さてこの家屋点検ですが、以前は二段梯子という2階の屋根まで届く長い梯子をかけて、実際に社員が屋根にのぼり目視で点検をしていました。
ですが、点検依頼をいただく建物は築15年以上経過している場合が多く、経年劣化により屋根材が痛んでいる場合、人がのぼることで破損させてしまうケースが出てきました。

また、2022年から2.0m以上の高さでの作業時にフルハーネス型安全帯の着用が義務化されました。
これは墜落制止用器具と呼ばれ、高所作業における転落等の危険を未然に防ぐために用いられ、安全確保のためにとても重要な要素です。
しかし、従来のように二段梯子を利用して点検する場合、フルハーネス型安全帯を固定できる場所が少ないことが悩みの種でした。

そこで近頃はドローンを利用して点検を行うようになりました。
ドローンとは無線操縦が可能な無人航空機の総称で、近年では様々なシーンで活躍していますね。
テレビや動画などでドローンによって撮影された映像を目にしない日はないですし、医療や物流においてもその性能が広く活用されています。
そして、これは建築業界でも例外ではありません。
戸建て住宅やマンションだけではなく公共施設やインフラ等の点検や施工管理、測量にもその力を発揮しています

ドローン点検の様子

それでは点検の様子をご覧ください。
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こちらは実際にドローンを飛ばせた様子です。
今回は屋根の傾斜が急でそもそものぼって見ることが困難でした。
このような場合はドローンが大活躍しますね。
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こちらは真上から撮影した様子です。
普段はなかなか見ることができないですよね。
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裏手に回り込みました。
住宅が隣り合う面は特に見る機会がないですね。
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反対側の様子です。
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ここまで近づいて撮影することができます。
目視と変わらないですね。

気になる点検結果は・・・?

写真をご覧いただいてもわかるように『異常なし』でした
屋根材の割れ・欠け・剥がれ・ズレ、換気棟や棟板金の浮き・剥がれ、雪止めの脱落、雨樋の変形等は見受けられず、それぞれ問題ありませんでした。

ただし、建物自体は20年近く経過していることからメンテナンスの時期ではあります。
ですが急を要するものではないため、これからゆっくり計画しても十分間に合います。

トラブルに巻き込まれないために

今回お問い合わせいただいたように屋根の異常を指摘されたとしても、そもそも屋根と同じ高さから見るか、屋根よりも高いところから見下ろさなければ状況を確認することは難しいですよね。
落ち着いて考えれば分かることでも、気が動転してしまうこともあります。
皆さま十分にお気をつけください。

点検商法と呼ばれるこれらの手口は、今までも様々なケースがありました。
不安をあおり、消費者の負担が軽くなると思わせるような勧誘トークには注意が必要です。
突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
また、訪問販売である以上『特定商取引法』の対象です。すぐ契約せず、十分検討することが重要ですが、万が一契約してしまった場合でもクーリングオフ等ができる場合もあります。

令和六年能登半島地震の発生に乗じて、このような悪質な訪問業者が増加するのではと懸念されています。
皆さまのお家でも『訪問業者に指摘された』『築年数が経って気になってきた』『台風や大雨が心配だ』等気になる点がございましたら、【外装劣化診断士】、【雨漏り診断士】がいる川合住宅設備㈱にお気軽にご相談ください。

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