照明交換から快適な住まいを実現!2027年末に蛍光管の製造が中止になるって知ってた?

公開日・・・2025/01/23

みなさんこんにちは
いつも川合住宅設備(株)のスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます(^^♪

住宅リフォームに携わる川合住宅設備には、日々様々なお問い合わせをいただきます。
今回は、最近ご相談が増えている照明器具についてのお話です。
照明器具は日常生活を支える重要な設備の一つです。明かりのない生活は考えられないですよね?
特に、2027年末をもって蛍光管の製造が中止されることが決定しており、蛍光灯からLEDへの移行が進んでいます。

本記事では、照明器具交換のメリット、費用、選び方のポイント、そして蛍光管製造中止への対応について詳しく解説します。是非ご覧ください

照明器具交換のメリット

省エネ効果と光熱費削減 
LED照明は蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命が長いため、光熱費の削減が期待できます。
家庭だけでなく、オフィスや店舗でも大きな節約効果が見込まれています。

明るさと色味の選択肢が豊富 
LED照明は、昼白色や電球色などさまざまな色温度から選べるため、空間に応じた最適な照明環境を作ることができます。
なかには炎の揺らぎを再現したものもあり、様々なシーンに対応できる照明が続々発売されています。

デザイン性の向上
モダンでスタイリッシュなデザインのLED照明器具も多く、インテリアのアクセントとしても活用できます。
リビングや寝室だけでなく、キッチンや浴室、屋外用の防水仕様も豊富にそろっています。

環境負荷の軽減 
LED照明は、有害な水銀を含まないため、環境に優しい選択です。
また、廃棄時のリサイクルも容易です。
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LEDは英語の「Light Emitting Diode」の略で、日本語では「発光ダイオード」とも呼ばれています。皆さんの中にはダイオードという呼び方の方がしっくりくるという方もいらっしゃるかもしれません。

2014年に青色発光ダイオードの発明・実用化によりノーベル物理学賞を受賞したのは、なんと日本の研究者たち!
20世紀中には実現不可能と言われていたこの難題に立ち向かい、見事成功させたことで現在のLED照明普及につながっているといえますね

近年では照明器具だけにとどまらず、信号機や電光掲示板、看板や大型ビジョンなど様々な場面で活躍しています。

2027年末の蛍光管製造中止への対応

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環境保護の観点から、2027年末に蛍光管の製造が中止されることが決定しています。

これは、2023年にスイス・ジュネーブで開催された『水銀に関する水俣条約第五回締約国会議』の結果を踏まえたもので、蛍光ランプの製造・販売、そして輸出入がその種類に応じて2026年末または2027年末までに禁止することが合意されました。

この変化に備え、早めの対応が求められます。
①蛍光灯からLEDへの早期移行を検討
蛍光管の製造中止後は、交換用の部品が手に入りにくくなる可能性があります。
今のうちにLED照明へ切り替えることで、長期的なコストと手間を削減できます。

②自治体や国の補助金を活用
多くの自治体では、LED照明への切り替えを促進するための補助金制度を実施しています。
最新情報を確認し、活用しましょう。

③既存の照明器具のチェック
古い照明器具ではLED電球が使用できない場合があります。
この場合、器具ごと交換する必要があります。
専門業者に相談することで、最適な対応が可能です。

照明器具交換のプロセス

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現状確認と計画立案
まず、既存の照明器具の状態や設置場所を確認し、交換が必要な器具をリストアップします。
省エネやデザイン性など、交換後の目標を明確にしましょう。

照明器具の選定
部屋の用途や好みに合わせて、最適な照明器具を選びます。
リビングには調光・調色機能付きのLED、キッチンには明るい昼白色など、場所ごとの選び方がポイントです。

交換作業
専門業者に依頼することで、配線や設置位置の調整も含めた安全な施工が可能です。
DIYで行う場合は、電気工事士の資格が必要な場合があるので注意してください。

動作確認と最終調整
交換後は、点灯や調光機能が正常に動作するかを確認し、不具合があれば調整を行います。

照明器具交換の費用相場

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費用は照明器具の種類や設置場所によって異なりますが、以下が一般的な目安です。

LED電球への交換:1,000~5,000円(1個あたり)

シーリングライト:10,000~20,000円(1台あたり)

高機能LED照明(調光・調色機能付き):20,000~50,000円(1台あたり)

スポットライトや間接照明:5,000~30,000円(1台あたり)

業者による施工費用:5,000~10,000円(1台あたり)

補助金制度を活用することで、これらの費用をさらに抑えられる場合があります。

照明器具の選び方のポイント

明るさ(ルーメン)を確認する
LEDの明るさは「ルーメン(lm)」で表されます。
広いリビングには1,500~2,000lm以上、小さな部屋には800–1,200lmが目安です。

筆者の友人に『文字の読めない明かりは明かりじゃない!間接照明なんてもってのほかだ!!』と言い放ったひとがいました
極端な考え方ですが、『それぞれが求めている明るさって違うんだな・・・』と妙に納得したものです

色温度(ケルビン)を考える
昼白色(約5,000K):作業スペースやキッチン向け
電球色(約2,700K):リビングや寝室向け
昼光色(約6,500K):オフィスや学習スペース向け

昔から『暖色系の明かりは料理をおいしそうに見せる』と言われていますね
また、手元の細かい作業をするときは昼白色~昼光色の方がはっきり見えます。
用途によって色を変えられる『調色機能』を備えた機種もあります。

機能性を重視する
明るさを段階的に変更できる調光機能やリモート操作が可能なスマート照明は、利便性が高まりますね。
特に高齢者や子どもがいるご家庭や一人暮らしでは、タイマー機能も役立ちます。

これらの中にはIoTと呼ばれる技術が活用されているものもあります。
IoTとは『Internet of Things』の略で「モノのインターネット」を意味します
近年では家電製品・車・建物など、さまざまな「モノ」をインターネットと繋ぐ技術が活用されています。

デザインと耐久性をチェック
お部屋の雰囲気やインテリアにマッチするデザインを選ぶとともに、長寿命で信頼性のあるメーカーを選びましょう。
近頃は外国の製品も気軽に購入できるようになりましたが、商品によっては国内規格と異なるため取付できない場合があるので注意が必要です。

大切に使っていればこそ、交換のタイミングは難しいもの

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2027年末の蛍光管製造中止は、家庭やオフィスでの照明環境を見直す良い機会ですね
LED照明への切り替えは、省エネ効果や環境負荷の軽減に寄与し、快適な暮らしを実現します。

照明器具交換に関するご相談やお見積もりは、お気軽にお問い合わせください。
プロのアドバイスを受けながら、最適な照明環境を手に入れましょう。

照明器具の交換についてはこちら

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