【実録】19歳の愛犬が床下に!?上り框の下に潜り込んだワンちゃんを救出しました|川越市

公開日・・・2025/08/08

こんにちは、川越市を中心に活動している川合住宅設備㈱です。
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます

今回は、住宅リフォームとは少し毛色が違うご依頼。
なんとご高齢の愛犬が床下に入り込んでしまったという緊急事態でした。

高齢のワンちゃんに多い「ふらっと入り込んで戻れない」ケース。
ご家族の心配そうな表情を前に、私たちも一刻も早く救出しなければと動きました。

上り框(かまち)の下へ…気づいたら姿が見えない!

ご依頼いただいたのは、築年数のある木造住宅にお住まいのご家族。
19歳になるミニチュアダックスフンドが、突然姿を消してしまったとのことで、家中を探して見つけたのが、なんと玄関の上り框(かまち)の下

上り框とは、玄関から上がるときの段差に使われる横木のこと。
昔ながらの和風住宅には、その框の下にちょっとした隙間があることが多いのです。

そこから、ワンちゃんがなんと床下空間へ潜り込んでしまったのです。

目も耳も不自由な高齢犬、呼びかけても反応せず…

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このワンちゃん、御年19歳のご長寿犬
ただし、年齢もあって視力も聴力もほとんど失われているとのこと。

飼い主様が呼びかけても反応がなく、音にも反応せず。
床下からかすかに聞こえる呼吸音だけが、ワンちゃんがまだ無事であることを伝えてくれていました。

腕を伸ばし入れてもギリギリ届かない
当日の気温も例にもれず35℃を越え蒸し暑い状況でしたので、扇風機で風を送りながら出来るだけ素早い救出を考えました。

畳を上げて床下へ!床下収納庫がなかったため荒床に穴を

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お住まいには床下収納庫がなかったため、救出のために畳を上げて荒床(あらゆか)に穴を開ける方法を選択。

荒床とは、畳の下にある木製の下地板のこと。
そこに約40cm四方の開口を作り、床下へとアクセスします。

床下の高さはわずか40cmほど。
筆者(身長175cm)が、ほふく前進でなんとか入れるギリギリの高さでした。

真っ暗な床下空間での捜索と確保

ヘッドライトを装着し、慎重に床下へ。
手探りとライトの明かりを頼りに、奥へ奥へと進んでいくと…いました!

框下から少し移動した廊下の床下にうずくまり、動かないワンちゃん。
驚かせないよう静かに手を伸ばし、やさしく抱きかかえるようにして、無事確保

体にケガはなく、少し汚れた程度で済んだのは本当に幸いでした。
ご家族の安堵した表情に、こちらも思わず胸が熱くなりました。

今後のために、金網で隙間をふさぎました

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今回の出来事を踏まえ、手持ちの材料を利用して簡易的に上り框の下の隙間を金網で塞ぐ対策工事を実施しました。
金網は、通気を妨げずに小動物の侵入を防げるため、こういったケースには最適です。

同時に、床下の状態も簡易点検。
構造体に傷みもなく、湿気も少ない良好な状態だったのは、ご家族にとっても安心材料となりました。

まとめ:ペットの「入り込み事故」は予防できます

高齢のペットは、視覚・聴覚の衰えから思わぬ行動に出ることがあります。
今回のような床下への侵入も、日ごろから小さな隙間に注意していれば防げる事故です。

川合住宅設備㈱では、ペットの安全を守るための住宅の小工事(隙間の塞ぎ、段差の解消、滑り止めの床材など)も承っております。

「まさかうちの子がこんなところに…」となる前に、住まいとペットの“安全の隙間”を見直してみませんか?

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