【ガスのトラブル】お湯が出ない!メーター遮断ってなに!?原因と復帰方法をご紹介!!
公開日・・・2025/04/02
みなさんこんにちは!
いつも川合住宅設備(株)のスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます(^^♪
最近は季節の変わり目ということもあってか、なかなかお天気が安定しないですね。
雨も合わさって冬の寒さに逆戻り。
咲き始めた桜が散らないといいですよね

さてこのようなお天気のときに増えてくるのが『お湯が出ない』というお問い合わせ。
実はガスメーターの働きによる場合が多いです。
今回は日々皆さんを見守っているガスメーターについてのお話です。
それでは早速見ていきましょう!!
ガスメーターの豆知識
ガスメーターには学習能力がついており、各家庭のガスの使用量と照らし合わせてS・M・Lと区別します。
季節の変わり目、特に急に寒くなってくるとガスの使用量が増えるため、ガスメーターが『急にガスの使用量が増えた、ガス漏れかも!!』と勘違いしてしまい遮断してしまいます。
安全装置の一つですので慌てずに対応しましょう。
ガスメーター遮断の原因

コンロの消し忘れやお湯の止め忘れ等、長時間ガスを使用し続けた場合に、ガスを自動的に遮断します。
ガスの消費量によって遮断する時間は異なります。
✅ガスコンロだと約2~4時間
※大体のご家庭にあるガスコンロは、安全装置機能がついています。
✅お湯を出し続けてしまった場合、約30~60分が目安です。「A」、「C」、「ガス止め」の表示と赤いランプの点滅でお知らせしてくれます。

ガスメーターが常時認識しているガスの消費量と比較して、非常に多いガスを一度に使用すると、ガスを自動的に遮断します。
夏場は使わない給湯器を冬になって急に使い始めると、ガスメーターが消費量の少ない夏場の数値と比較して「多すぎる」と判断してしまいます。
また、復帰動作中(ガスメーターによる安全確認中)にガスが流れた場合も、この表示でメーター遮断します。
「C」、「ガス止」の表示と赤いランプの点滅でお知らせします。

ガスを使用中、または使用後間もない時に、ガスメーターが震度5以上の揺れを感知すると、ガスを自動的に遮断します。比較的強い地震が発生した場合や風が非常に強い時は、警告表示と共にガスの供給を停止します。
「B」、「C」、「ガス止」の表示と赤いランプの点滅でお知らせします。
「B」、「C」、「ガス止」の表示と赤いランプの点滅でお知らせします。
復帰方法
ガスコンロの火がつかない!お湯が出ない!
まず、ガス漏れの可能性もありますのでガス器具の使用をやめて、ガス栓をすべて締めてください。

次に、ガスメーターの確認をお願いします。
ほとんどの場合、ガスボンベが設置されている付近に一緒にあります。
ガスメーター中央の液晶画面に『ガス止め』と表示されています。
さらに『ガス止め』の上に『C』と表示があります。
これは、ガス遮断の原因の意味です。
『C』はガスの流量オーバーが原因です。
さらに『C』の上を見てみると、『S』と表示されています。
これは、普段の使用量目安です。
普段ガスをそんなに使用しないのに、ガス機器を同時に使うことが増えてきてガスメーターが「ガス漏れしてる!!!」と勘違いして、ガスを止めてしまったのが原因です。

画面横に黒いボタンがあります。
そのボタンを5秒ぐらい長押ししてください。
続いて、液晶の文字とランプが点滅したら手を放してください。
その後、『ガス止め』の文字が消え、赤いランプが点灯するので、確認してください。

メーター画面に『30』と表示されました。
カウントが始まるので、黒いボタンは触らず待ちましょう・・・
ガスメーターがガス漏れの有無を確認します(安全確認)。

カウントが終わり『C』表示がなくなり、赤いランプが消えました。
新たに『L』と表示が出ています。
今回のことで、ガスメーターが学習をして使用量が『S』→『L』に変わりました!
復帰操作が終わるとガスが使えるようになります。
これで、復帰操作の完了です♪
注意点
【手順3】の時にガスメーターが安全確認をしているときに、ガスを使用しないでください!
使用してしまうと、ガスメーターがガス漏れと判断して、再びガスを止めてしまいます。
必ず【手順1】を行ってから復帰作業をしましょう。
安全確認中に『ガス遮断』してしまったときは、【手順1】を確認して、【手順3】以降をもう一度行ってください。
※上記の操作をしてもガスが使用できない場合はご契約しているガス会社にご連絡ください。
あと、メーターの横に復帰方法の操作手順がございますので、そちらに沿って復帰作業を行ってくださいませ!