【川越市】屋根瓦の葺き直し工事をおこないました!!

皆さまこんにちは!

いつも川合住宅設備㈱のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます(^ ^)


近年猛威を振るう台風は、今年も順調に日本へやってきました(まったくうれしくはないのですが…)。

最近ですと台風14号、15号が関東~九州にかけて多くの被害をもたらしました。

自然災害の多い日本ですから、皆さまも日ごろから様々な防災対策を実践されているのではないでしょか。


どんなに対策していても突然の雨漏り!?

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今回のお客様も台風の際雨漏りしたとのことで、実際に瓦をはがしてみました。
すると、瓦の下の下葺き材(防水シート)に穴があいていました。
これにより台風などの強風をともなう大雨の時に雨漏りするということのようです(>_<)

屋根は葺き替える?葺き直し?それとも重ね葺き?

屋根の修繕方法には大きく分けて3通りあります。

一つ目は葺き替え。
現在の屋根材を取り除き、処分してから下地の合板や防水シートをやり直して、新しい屋根材で葺く工事です。

二つ目は葺き直し。
現在の屋根材は処分せず、下地の合板や防水シートを直してから既存の屋根材を再利用する方法です。

三つ目は重ね葺き。
現在の屋根の上に新たに合板や防水シートで下地を作り、新しい屋根材を葺く方法です。

それぞれメリット、デメリットがあります。 
詳しくは改めてお伝えします。
今回は葺き直しで施工しました。

施工データ

住所
川越市
施工場所
屋根(2階部分)
施工日数
約1週間

葺き直し工事開始!!

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まずは既存の瓦を剥がします。
かなり泥や瓦の欠片が多いです。
昔の瓦は現在の瓦ほど形が均一化されていなかったため、普通に並べただけでは平らにはならなかったのだそうです。
泥や瓦の欠片を下に敷くことでガタツキをなくしていたんですね。
これが職人の腕だったわけです。
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今回は下地の合板は傷んでいなかったため、防水シートを上から敷き直しました。
以前は紙やビニール製のシートが一般的でしたが、現在はアスファルトルーフィングという原油から作られる石油精製製品を使用します。
アスファルト自体は温度変化による状態劣化を起こしやすい物質ですが、様々な物質を添加することで強い耐久性を実現しています。
使用状況にもよりますが、20年以上ももつ場合もあるそうです。
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新しく瓦桟(かわらざん)を打ち付けます。
これらが瓦を固定するための土台になるわけです。
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一枚ずつ釘で固定していきます。
前述の通り一枚ずつ瓦の形状が異なるため、それぞれ加工しながら取り付けしていきます。
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最後に棟を取り付けして完了です。
昔の棟瓦は漆喰と針金だけで固定されていたものが多く、徐々に傾いたり、ずれてしまうことがあったそうです。
現在は金具と木材と漆喰で固定する方法で、揺れにも強い方法です。
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今回、棟瓦だけは地震などの自然災害のことを念頭に、のし瓦で高く積み上げる方法から今回のような固定方法に変更しました。
違和感なく納まったのではないでしょうか。
雨漏りは、雨漏りが起こってしまったというショックと、いつ止むともわからない台風の恐怖で眠れぬ夜をすごす方も少なくないようです。

これからが台風のシーズン本番。
防災グッズや非常食を用意することも重要ですが、ご自宅の防災対策も是非お考えください。
『自宅の屋根が心配だ』という方は、無料家屋点検もおこなっています。
お気軽にお問い合わせください。

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