フローリング張替えの費用やメリット|選び方のポイントとは?

公開日・・・2025/03/05
みなさんこんにちは!
いつも川合住宅設備(株)のスタッフブログご覧いただきましてありがとうございます

「寒いなぁ・・・」と思っていたら雪がちらちら

どうりで寒いわけです

2月が暖かく感じていた分余計に寒く感じます。
季節の変わり目ですので体調管理には十分お気を付けください

さて、今回ご紹介するのは建物の床についてです。
フローリングは長年の使用によって傷や汚れが目立ち、劣化してしまうことがあります。
そのため、定期的な張替えを行うことで、快適な住環境を維持することができます。
本記事では、フローリング張替えの費用相場やメリット、適切なタイミング、張替えの流れ、選び方のポイントについて詳しく解説します。
是非ご覧ください

フローリング張替えのメリット
1. 室内の美観が向上
傷やへこみ、色あせたフローリングを新しくすることで、部屋全体が明るく清潔感のある空間になります。
2. 床の強度と耐久性が向上
古くなったフローリングは劣化し、歩行時にきしみ音が発生することがあります。
張替えを行うことで、床の強度が回復し、長持ちするようになります。
3. 断熱性や防音性の向上
最新のフローリング材には、断熱性や防音性を高める機能を持つものが多く、張替えによって快適な住空間を実現できます。
4. 健康的な住環境に改善
古いフローリングには、ダニやホコリが溜まりやすく、アレルギーの原因になることも。
新しいフローリングに張り替えることで、より健康的な室内環境を維持できます。
フローリング張替えのタイミング

フローリングの張替えは、以下のような状況が見られた場合に検討するとよいでしょう。
1.表面の傷や汚れがひどくなった
2.歩くときしむ音がする
3.床がたわんだり沈むような感触がある
4.カビやシミが発生している
5.リフォームを機に床材を変えたい
フローリングの耐用年数は約10~20年とされているため、築年数に応じて張替えを検討するのも一つの目安ですね

フローリング張替えの費用相場
フローリングの張替え費用は、床材の種類や施工面積、工事の内容によって異なります。
床材の種類 | 費用相場(1畳あたり) |
フローリング(合板) | 約15,000~30,000円 |
無垢フローリング | 約20,000~50,000円 |
クッションフロア | 約10,000~20,000円 |
フロアタイル | 約12,000~25,000円 |
また、張替え工事には「重ね張り(上貼り)」と「既存の床材を剥がして新しく張り替える方法」があり、既存床材の撤去を伴う場合は費用が高くなる傾向があります。
これは解体費と運搬処分費が発生するためです。
また、重ね張り(上張り)は既存の床が下地の役割を果たすことから、結果的に下地補強と同等の効果があります。
注意点としては、既存の床や周辺の造作部材(敷居や巾木など)との兼ね合いから『床鳴り』を起こしやすいという点です。
ご予算や施工後の用途などから使い分けることが必要です。
フローリングの選び方
フローリング材にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
〇合板フローリング(複合フローリング)
メリット:価格が比較的安い、耐水性がある
デメリット:経年劣化しやすい
〇無垢フローリング
メリット:自然な風合い、調湿効果がある
デメリット:価格が高め、メンテナンスが必要
〇クッションフロア
メリット:水に強く、クッション性があり足腰に優しい
デメリット:傷つきやすく耐久性が低め
〇フロアタイル
メリット:耐久性が高くデザインが豊富
デメリット:本物の木の質感には劣る
〇リビングや寝室 → 温かみのある無垢フローリングや合板フローリングが適している
〇キッチンや洗面所 → 耐水性のあるクッションフロアや防水仕様のフローリングがおすすめ
〇ペットを飼っている家庭 → 傷がつきにくいフローリングを選ぶと良い
フローリング張替えの流れ
1. 事前準備
現在のフローリングの状態を確認
どの種類のフローリングに張り替えるか決定
見積もりを依頼し、工事スケジュールを決定
2. 既存フローリングの撤去
既存の床材を剥がし、新しい床材を貼る場合は撤去作業が必要
3. 下地の調整
床の歪みや凹凸を修正し、フローリングを敷くための準備を行う
4. フローリングの施工
新しいフローリングを敷き詰め、固定する必要に応じて仕上げの塗装やコーティングを行う
5. 完成・仕上げ
施工後のチェックを行い、問題がなければ完了
フローリング張替えの注意点

1.専門業者の選定
複数の業者から見積もりを取り、実績や口コミを確認して信頼できる業者を選びましょう。
2.張替えにかかる時間を考慮
一般的なフローリング張替えは1~3日程度かかるため、生活スケジュールに合わせて計画しましょう。
3.防音対策が必要な場合も
マンションでは、管理規約で「防音フローリング」が義務付けられている場合があります。
事前に確認しておくことが重要です。
施工事例をご紹介!!





ちなみにフローリング床の修理もおこなっています!!
↑↑↑フローリングの沈み修理をご紹介したブログ記事『床の沈みを修理しました!!』も是非ご覧ください!↑↑↑
日々の生活を足元から見なおしてみましょう!!
フローリングの張替えは、室内の美観を向上させるだけでなく、耐久性や快適性を高めるメリットがあります。
張替えのタイミングを見極め、適切なフローリング材を選ぶことで、長く快適に過ごせる住環境を整えることができます。
「フローリングの傷や劣化が気になる」「床のリフォームを考えている」という方は、ぜひ一度専門業者に相談してみましょう!